
BTCと米国の政策金利には相関性があるが、なぜか?
基本的に米国の政策金利はありとあらゆるリスクマネー、金融資産に対して影響するといわれています。
その要因としては
- 米ドルは世界の基軸通貨であり、世界中で流通しており、その米ドルの金利が上がると、リスクマネーで資産運用するよりも米ドルで金利を貰うことを選ぶ人が増え、ドルに資金が流入する為。
- 政策金利が上がると銀行の貸し付け金利が上昇し、企業や個人はお金を借りにくくなる。そのため市場から資金が引き上げられることから、リスクマネーに投資需要が回ってこない。
大きく考えて、以上の二つの要因が、BTCと米国政策金利の相関性を形作っていると考えられる。
またBTCは暗号資産の基軸通貨であり、BTCの値段の推移が他の多くの暗号資産へと影響することから、米国の政策金利は注目して見ておかなければいけない指標の一つとして言えるだろう。